SSHトピックス

第4回福島第一廃炉国際フォーラム学生セッション

 8月2日(金)~4日(日),福島県楢葉町・富岡町で開催された「第4回福島第一廃炉国際フォーラム学生セッション」に福島県や東京都の高校生の皆さんおよび宮城県内SSH校の高校生の皆さんとともに本校の生徒2名が参加しました。今後30~40年という長きにわたる廃炉について,将来向き合うことになる今の高校生が,現在の廃炉作業の状況を視察したり,専門の方々から講義をいただいたりしながら理解を深めるとともに,立命館大学衣笠総合研究機構准教授の開沼博先生をファシリテータとするセッションをとおして,廃炉や地域の振興などの課題について意見交換しながら将来について考えました。セッションでは,グループごとにテーマを絞り込み,議論した内容をポスターでまとめ,口頭発表につなげました。この2泊3日は中身の濃い時間となりましたが,ここで学んだり考えたりしたことをどのように周りに波及させていくのか,参加者はまた新たな課題を意識したようです。