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高校2年 アドバンスコース 特別セミナー ~高大連携講座 東北大学・材料科学高等研究所 教授 水藤寛先生~

2月9日、アドバンスコース特別セミナーとして、東北大学・材料科学高等研究所 教授 水藤寛先生にご講演いただきました。

今回は来年度アドバンスコースを希望する1年生も同席し、「数学で人体を診る〜高校で習う数学から医療現場へ~」というテーマの下、真剣に講演に臨んでいました。また、これまではリモートによる講演でしたが、水藤先生のご協力もあり、従来の形で講演会を開催することができました。

アドバンスコースは理系生徒で構成されているので、数学への関心が高い生徒が多く、自分たちの知らない世界の数学に触れられたことはすばらしい学びの場であったと思います。高校数学までは、最後に必ず解を求められるように問題が作られていますが、いずれ答えがないものに挑戦していかなければならない時がくることを教えていただきました。そして、生徒たちにとって大きな衝撃となったのは、世の中の至る所に数学が使われ、難しい数式も高校数学が基盤となっているということです。

講義内容こそ難しさを感じたものの、多くの生徒が数学の必要性や重要性、おもしろさを知ったと感想を述べていました。

水藤先生には厳しい環境の中、来校してご講話いただき大変感謝しております。ありがとうございました。