おおさき小中学生自由研究チャレンジ
第2回おおさき小中学生自由研究チャレンジを行いました
令和4年10月29日(土)、パレットおおさきを会場にポスター発表と交流会を行いました。今年度は小学生16名の応募があり、事前相談会から積極的に参加していました。
交流会は本校アドバンスコース生徒の発表に始まり、小学生の発表と続きました。審査員の古川黎明SSH運営指導委員の先生方や、卒業生ティーチングアシスタントの大学生、本校高校生、保護者の皆さんを聴衆に、参加者は堂々と発表していました。
審査委員長の宮城教育大学名誉教授の池山先生からは「実験を楽しんでいたのは良かった。研究は調べ学習とは違う。検証、まとめ、考察するという研究の形を目指してほしい。新しいことを見つけたら他の人に伝えたくなるはずである。聞いてくれる人も研究する仲間である。自分ならどうするか、考え話し合ってほしい」と講評をいただきました。
おおさき自由研究チャレンジ交流会
10月31日(日)、パレットおおさきにおいて、第1回小中学生自由研究チャレンジ交流会を実施しました。
当日は大崎市教育委員会の熊野教育長、審査委員長の宮城教育大学池山名誉教授、SSH運営指導委員長の東北大学村松教授など多くの来賓を迎え、参加児童20名の発表や表彰が行われました。
はじめに本校高校2年生アドバンスコースの生徒が課題研究発表を行いました。続いて、参加した小学生の発表が行われました。指示棒を使ってはじめはやや緊張した面持ちで、しかし堂々と発表しました。発表後は高校生やティーチングアシスタントの大学生からの質問にも答え、高校や大学の先生からも助言や激励の言葉をもらいました。一人合計3回の発表のあとは、どの参加者も目の輝きが増していたようでした。
最優秀賞は野蒜海岸で骨を拾ったことがきっかけとなった「海辺の骨の研究」でした。ホエールランドの学芸員さんに尋ねデータベースを調べ、丹念に結論を導いた素晴らしい研究でした。
参加者の皆さんの「なぜ?」を形にしようという前向きな姿に、本校の生徒達も大いに刺激を受けていた様子でした。
小学生自由研究作品+本校2年生課題研究の展示発表を行います。
おおさき小中学生自由研究チャレンジに応募いただいた20点の作品の展示発表を下記の通り開催いたします。
あわせて,本校高校2年生アドバンスコースの課題研究ポスターの展示発表も行っております。
どなたでもご覧になれますので,ぜひ会場に足をお運びください。
日時
令和3年10月23日(土)24日(日)30日(土) 9:00~17:00
令和3年10月26日(火)~29日(金) 9:00~19:00
※25日(月)は会場休館日です。
会場
大崎生涯学習センター(パレットおおさき)
展示作品一覧は以下のリンクからご覧ください。
小学生「研究者」から20件の自由研究の応募がありました。
おおさき自由研究チャレンジの作品を9月1日~14日で募集したところ,小学生20名から応募がありました。
応募してくださいました「研究者」の皆さん,ありがとうございました。
どの作品も,疑問や関心がストレートに研究に向けられており,研究内容や調査・実験の手法,図や絵の丁寧さは目を見張るものばかりです。
校内でも研究ポスターの写しを掲示して,本校生徒が自由に見られるようにしました。
今後は,以下の日程で展示発表と交流会を実施します。
〇展示発表(10月23日~10月31日)
会場:パレットおおさき
※10月31日以外の期間中は,開館中であればどなたでも自由に作品をご覧いただけます。
〇Web発表(10月23日~10月31日)
宮城県古川黎明中学校・高等学校 特設Webサイトにて
※応募者,ご家族,審査員等関係者の方に限定公開します。
〇交流会(10月31日) 9:00~11:40
会場:パレットおおさき
※感染症対策のため,関係者だけで実施いたします。
展示発表期間中は,ぜひ会場へ足をお運びください。
自由研究のヒント
小中学生の自由研究のヒントになる情報を紹介します。各種コンテストの入賞作品や家庭でできる実験アイデアなど、参考にしてください。
小学生・中学生対象のコンテストから
●全国学芸サイエンスコンクール 主催:旺文社
サイエンスジャンル(理科系・社会科系の各研究分野)と学芸ジャンル(アート・文芸Ⅰ・文芸Ⅱ・環境の各分野)の2つの系統で行われるコンテスト。幅広く多様な分野に多くの部門を設けている総合コンクールとなっています。
リンク:トップ https://www.obunsha.co.jp/gakkon/index.html
過去作品 https://www.obunsha.co.jp/gakkon/award.html
●「科学の芽」賞 主催:筑波大学
身近な現象を取り上げた作品が多く受賞しています。素朴な疑問から出発して深めた理科の自由研究が多く見られます。受賞作品のリストが豊富で、タイトルだけでも参考になると思われます。
リンク:トップ https://www.obunsha.co.jp/gakkon/index.html
受賞作品リスト https://www.obunsha.co.jp/gakkon/award.html
●「自然科学観察コンクール」(通称:シゼコン) 主催:毎日新聞社
理科自由研究コンクールとして伝統のあるコンテスト。小・中学生の子供たちが身の回りで見つけた「なぜ?」「どうして?」という素朴な疑問から幅広いテーマ、自由なテーマで取り組まれています。入賞作品一覧のほか、自由研究のヒントのページがあり参考になるでしょう。
リンク:トップ https://www.shizecon.net/
入賞作品 https://www.shizecon.net/award/archive_detail.html?nendo=2020
自由研究のヒント https://www.shizecon.net/hint/index.html
●全国児童生徒地図優秀作品展 主催:国土地理院
自分が住んでいる地域の地形的な特徴や土地の利用の特性など、身のまわりの環境や地域の姿を観察・調査し、自分の視点で地図上に表現することは、社会科の探究活動として位置づけることができるでしょう。どのような問題意識で、何を表現しようとしたかを説明して、工夫して作成した地図を発表すれば、自由研究としてのひとつの形になると思われます。
リンク:https://www.shizecon.net/
中学生向けのコンテストから
●日本学生科学賞 主催:読売新聞社
中学生、高校生を対象にした歴史と伝統のある日本最高峰の科学コンクールで、中学生でもインテル社主催の世界大会に派遣されることがあります。身の回りの小さな疑問や不思議の解明、教科書に書かれている学説に対する疑問の解決などについて、 個人、もしくは生徒が共同で取り組んだ実験・研究・調査作品のコンクールです。
リンク:トップ https://event.yomiuri.co.jp/jssa/
受賞作品 https://event.yomiuri.co.jp/jssa/#previous
その他
●夏休み 自由研究 特集 Microsoft.com
マイクロソフト社が自由研究のテーマアイデアとOfficeのテンプレートを提供しています。試しにやってみて、何か気づくことや疑問に思うことがあれば、さらに深めて工夫すると良い自由研究になるかもしれません。
リンク:https://www.microsoft.com/ja-jp/office/pipc/jiyukenkyu
●全国高等学校家庭科クラブ連盟 各種コンクール
高等学校の家庭科クラブ連盟の活動ですが、「料理コンクール」「ホームプロジェクトコンクール」などの各種コンクールに、家庭科に関係する探究活動の例が豊富にあります。
リンク:https://kateikurabu-renmei.jp/contest/
●NGKサイエンスサイト 夏休みの自由研究スペシャル2021 日本ガイシ(株)
日本ガイシ株式会社の「NGKサイエンスサイト」に開設されています。家庭でできる観察・実験が紹介されています。自分なりにアレンジすると探究的に深められるかもしれません。
リンク:https://site.ngk.co.jp/feature/natsuyasumi/