進路関係行事

放課後College②(出前授業) を実施しました。

 12月5日(火)、今回は東北学院大学情報学部データサイエンス学科より准教授髙橋秀幸先生をお招きし、出張講義をしていただきました。

 「人・モノ・ソフトウェアが奏でる世界」と題した講義は、IOTを知っていますか?という問いから始まり、モノ同士がインターネットを介して連動した動作を起こしていく様子や、その技術を社会貢献という観点で生かそうとする取り組みなど、高校の授業では知り得ないような事例を数多く紹介していただきました。高橋先生は災害現場での救助や広報などにおけるドローン導入についての研究を進めており、自治体と連携して実験や訓練を行うなど実用性の高い研究を行っている様子が分かりました。ハードの面では理系の学問であるデータサイエンスですが、社会生活からのニーズを形にしてモノの機能を高めるためには文系の力も必要なのだというお話もありました。

 学生時代から一貫して情報科学に関心があり、それが現在の最先端の研究につながっていることなど、参加した生徒にとっては探究心の大切さに気づく機会にもなったようです。

 次回は3月頃に、商業・経済系の分野で放課後college③を行う予定です。今回は中学校からの参加者もありました。みなさんも放課後のひとときを利用して、学問の世界に触れてみませんか?