2021年7月の記事一覧
1学年SS探究Ⅰ「プロローグ講演会」を実施しました
SS探究Ⅰ「プロローグ講演会」
社会で求められる探究する力~ビジネスの視点から考える~
7月6日(火)に、日本政策金融公庫 国民生活事業本部 東北創業支援センター所長の今井祐之氏をお招きし、ビジネスの視点から「社会で求められる探究する力」について講演いていただきました。
人が求めるものは時代、環境、年齢、ニーズによって変化するということ、世の中の課題を解決するのがビジネスであるということをワークショップなどを通して学びました。この講演で、それぞれが今後の探究学習のヒントを得られた様子でした。今井さん、ありがとうございました。
生徒感想:「ビジネスのタネは身近なところにあることが印象的だった。振り返ってみると、身の回りには、不便に感じること、向上させるべき点が多いように思われた。これからの生活では身の回りにあるタネを発見していきたい。」「このビジネスアイデアの発想は、今後の探究活動で、他の人から出た意見をもとに掛け合わせるところに活かされると思いました。そのようにすると、どんどんこれまで思いつかなかったことが出てきて、探究活動がより良い方向にいくと思います。」
SS探究Ⅰ「思考力トレーニング」
6月からの探究Ⅰは、「思考力トレーニング」の学習になります。論理的思考力を身に付けるために、根拠、論拠、推論についての理解を深めることを目的に学習を進めていきます。
6月15日6・7校時「根拠:データに基づいて考える」
「大崎市ミニ統計」の2021年と2010年を比較して、統計データからわかる事実を読み取りました。印象や感覚ではなく、探究活動に必要な「事実としての根拠」を読み取る力を付けていきます。
6月29日6・7校時「論拠:基盤となる価値観」
論拠と根拠、そして隠された論拠について班ごとに意見交換しました。他の班の意見をロイロノートで共有し、参考にしながら話し合いを深め、自分の考えをまとめました。
生徒の感想
「論拠と根拠の違いがわかった。」「隠された論拠を見つけだすのが難しかった。」「主張と根拠の他に論拠があることではじめて主張が成立するということが新鮮だった。これからは意識して話を聞いたり文章を読んだりしてみたい。」
SSH指定校合同研究発表会
6/27(日)に仙台市一番町アーケード街においてSSH指定校合同研究発表会が行われました。
宮城県で初となる本研究発表会は尚絅学院大学主催のSDGsマルシェの一環であり,県内SSH指定校のみならず様々な学校や団体が参加していました。
また,アーケード街での発表ということもあり,一般の方々も聴衆者として参加し,これまでの研究発表会とは雰囲気が異なる新鮮なものでした。
参加した高校1・2年生は,いただいたアドバイスをもとに今後のSS探究の時間で更に研究が深められることだと思います。