本校SSH関連行事・お知らせ

SSH

生徒開発のきなこ(大豆原料)を使ったカステラ「水絶えぬ郷」商品化

 昨年度、2学年の総合的な学習の時間・課題研究で商品開発グループによって開発されたお菓子がこの度、商品化され、大崎市内の菓子店で販売されることになりました。
きなこ(大豆原料)を使ったカステラで、製品名は「水絶えぬ郷」です。
 開発生徒は現3学年の佐藤志穂さん・髙橋朱さん・菅原愛華さん・今野由菜さん・今野礼菜さんの5名です。
本来でしたら、2~3月に商品化を予定していましたが、3月~5月の臨時休業措置に伴い、過日ようやく実現の運びとなりました。商品開発にあたって協力して下さった大崎農業改良普及センターの皆様、宮城学院女子大学食品栄養学科の先生方、関係各位に感謝申し上げます。
 開発生徒の中には中学生のときに「黎明田畑」を通じて農業に関心を持った者もいて、昨年度の研究に至るまでの長い期間の学びが実を結んだ一品でもあります。なお、カステラの包みの題字は書道部3学年石ヶ森史真さんによるものです。
現在 大崎市三本木「気仙堂」さんにて1個120円で販売中です。

ぜひ、ご賞味ください。

各種イベントのご案内

本校に届いている各種イベントの案内をお知らせします。

詳しい情報をご希望の方は本校研究部にお問い合わせいただくか、Web上の公開情報をご覧ください。

01 東北大学科学者の卵養成講座.pdf

02 尚絅学院大学SDGsマルシェ2020.pdf

03 全国高等学校デザイン選手権.pdf

04 学術系オリンピック一式.pdf

05 グローバルサイエンスキャンパス.pdf

06 和歌山県データ利活用コンペティション.pdf

07 琉大カガク院・ハカセ塾.pdf

黎明サイエンスフェスティバルを実施しました

2月4日(火),本校を会場に黎明サイエンスフェスティバルが開催されました。本校の高校2年生が1年かけて行った課題研究の最終発表のみならず,第2期SSHの柱のひとつである「大崎サイエンスコンソーシアム」構想の実現をめざし,県内の6つの高校および大崎管内の3つの小学校をお招きし,午前中に口頭発表,午後にポスター発表が行われました。また,本校と交流提携を結んでいるタイ王国プリンセス・チュラポーン・サイエンス・ハイスクール・サトゥン校の生徒による発表も行われました。児童・生徒の優れた着眼点,工夫を凝らした発表に会場は熱気に包まれ,ポスター会場では熱心に意見交換を行う様子が見られました。

口頭発表タイトルはこちら口頭発表要旨HP掲載用.pdf

ポスター発表タイトルはこちら

(黎明以外)ポスター発表テーマ(黎明以外).pdf

(黎明)ポスター発表テーマ(黎明).pdf

【講演会】第2回SSH科学講演会を行いました

 令和2年1月17日(金)、本校アリーナにおいて第2回科学講演会を実施しました。

  演題『彗星と小惑星からのサンプルリターンミッションによる太陽系初期進化プロセス』

  講師 東北大学大学院教授 中村智樹 博士

 本校の中・高の両生徒を対象に、東北大学理学部地球惑星物質科学科「初期太陽系進化学」研究室を主宰する中村教授に講演をいただきました。太陽系の小惑星や彗星の研究から、太陽系の形成史を解明することを目指した研究プロセスを中心に、2008年にNASAのスターダスト探査機が回収した彗星塵の研究、2010年に地球に帰還した小惑星探査機「はやぶさ」による小惑星・イトカワの微粒子の回収、初期分析について、画像や動画を用いて、最先端の高度な内容を、中学生にも理解できる易しい表現で紹介していただきました。

令和元年度 東北地区サイエンスコミュニティ研究校発表会(R2.1月24日・25日)

 SSH指定校による「東北地区サイエンスコミュニティ研究校発表会」が24日・25日,山形県東根市の東桜学館中学校・高校で行われました。SSH指定校を中心に東北の19校から約300人が参加し,初日は各自が取り組んだ理数系の研究成果をプレゼンテーション形式で発表しました。宮城県からは,仙台一高,仙台三高,多賀城高,本校の4校が参加しました。

 24日は,参加各校の口頭発表が行われました。本校の口頭発表テーマは「回折格子を用いた流星の分光観測」の研究です。自然科学部の2名が,流星を分光撮影し,流星による元素の違い,割合の違いなどを調べ,流星について様々な観点からの観測結果を発表しました。他の参加者では,コメを乾燥させて製造するプラスチックの代替材料「ライスチック」の研究や,数学的に安全なパスワードの開発など,様々な研究成果が発表されました。

 25日は,ポスターセッションが行われ,本校からは「アリのコミュニケーション能力に関する研究」「公共施設の活用によって,地域の活性化はできるのか」の2題の発表を行いました。生徒同士の意見交換も活発にされ,今後の研究への意欲向上,さらなる展開へきっかけとなりました。今大会では,東京大高大接続研究開発センターや東北大学大学院,山形大の教授らが指導助言を務め,研究の課題や展開についてアドバイスして頂きました。

 

【講演会】第2回SSH科学講演会を行います

 令和2年1月17日(金)14:05~15:35,古川黎明中学校・高等学校2Fアリーナにて,第2回SSH科学講演会を行います。

 講師は東北大学大学院教授:中村智樹(なかむら ともき)博士(理学),内容は「彗星と小惑星からのサンプルリターンミッションによる太陽系初期進化プロセス について」(ポスター.pdf)です。

 本校生徒対象ですが,席に若干の余裕がございます。聴講希望の方はこちらからお申し込み下さい。なお,定員に達し次第締め切らせていただきます。

 

 

SSHタイ王国海外研修

 2019年12月15日~24日,「SSHタイ王国海外研修」を実施し,本校の2年生3名,1年生1名の4名が参加しました。今回の研修プログラムは2つです。一つ目は提携校のプリンセス・チュラポーン・サイエンス・ハイスクール・サトゥン校(PCSHSサトゥン校)での交流,二つ目はPCSHSムクダハン校で開催された「TJ-SIF2019」への参加です。

 PCSHSサトゥン校との交流では,校内で実験や実習を含む授業(生物,数学,外国語)を受けたり,植物の植生の研究調査を行ったりしました。また,サトゥンのジオパークや漁業研究開発センター等を訪問し,タイの地形や水性生物の保護や研究に関する説明を聞きながら,科学を通した交流を深めました。バディとして付き添ってくれたサトゥン校の生徒は2020年1月下旬から来日し,本校で交流する予定です。

 TJ-SIF2019は,タイに12校あるPCSHSやタイの高校,PCSHSと提携している日本のSSH校,日本の高専から集った生徒・学生が,日頃の研究について英語で口頭発表やポスターセッションを行い,科学研究の交流を行うイベントです。今回は,PCSHSムクダハン校を会場に,タイ・日本併せて300人あまりの生徒・学生が参加しました。本校の生徒は,「Dagik Earth」「Making autonomous type drive robot and development of program」の2題の研究について発表・質疑応答を行いました。また,校外でのフィールドワーク(5方面に分かれ,さらにその中でいくつかのグループで行動しました)も行われ,そこで得られた情報をもとに,ブレーンストーミング,ディスカッションで自分たちの考えをまとめ,全体にプレゼンテーションを行いました。TJ-SIF2019の様子はこちらでも見ることができます。

 生徒にとってこの10日間の研修は,自分の力を高める貴重な機会となったようです。

 

SSH・言偏の時間 特別授業

本校高校1学年を対象に、言偏の時間・特別授業を行います。

令和2年1月30日(木)6・7校時(13:55~15:40)

「新聞・小説・夏目漱石~科学的に読むための理論~」

 東京大学名誉教授  小森 陽一 先生

      (問い合わせ:宮城県古川黎明高等学校 国語科 阿部貴美)