SSH
5/15(木)三高探究の日にポスター発表で参加しました。
5/15(木)仙台三高で実施された三高探究の日にポスター発表で生徒12名、3題で参加しました。
「マガンの個体数と環境要因」「小型地震再現装置の作成と波形の再現」「大崎市立おおさき日本語学校開校で考える多文化共生〜留学生で地域を活性化するために〜」
三高生、他の学校の生徒、大学の教授の方々と質疑応答を行い、今後の探究活動へさらなるよい刺激になりました。
5/14(水)サイエンス研修 南三陸FWを実施しました。
5月14日(水曜日)
校内で南三陸フィールドワークを企画し、中学生20名、高校生20名、計40名が南三陸町自然環境活用センターと志津川湾を訪れ、海洋生物臨海実習に取り組みました。干潟の生き物調査を実施し、干潟にどのような生き物がいるかを調べ、志津川湾の干潟には、絶滅危惧種Ⅱ類の「ツブカワガンショウ」「ヤマトクビキレガイモドキ」を生徒自身が発見し大いに海と自然を感じることができました。
生徒の感想「干潟はこれまであまり意識したことのない物だったが、今回のフィールドワークを通じて、干潟はその地域に深く根付き生態系の維持に貢献していることを知った。」「干潟を大切にするということは、生態系の命を守るだけでなく、私たちの生活を守ることにも繋がるということだと深く感じました。」
3/18 宮城県宮城第一高等学校「探究活動成果発表会」
本校高校2年生より5班15名の生徒が研究発表に参加しました。
大崎に関する研究、農業に関する研究など本校の特色のある研究を紹介することができました。
3/14 「ヒトスジシマカをじっくり“観る”」アース製薬株式会社と宮城県の包括連携協定にもとづく理系人材育成事業
~ヒトスジシマカの行動観察を通して
「気づき」から「問い」そして「確かめ」に至る科学のプロセスを体験する研修~
第3期SSHで育成する資質・能力の伸長を目指し、「探究ループ」を体験する探究学習実習と生物飼育室のバーチャル見学の研修を行いました。合わせて、先端科学技術を活用して研究開発を展開する企業の実際に触れる機会を通じ、在学中の学びがどのように社会と通じているか理解を深める機会としました。また、課題研究において虫の生態を探究する意欲をかきたて、継続的にアース製薬の支援をうける連携関係の構築を目指すことも目的として実施しました。
実際の実験では、蚊の誘引・忌避を引き起こす物質を考え、白と黒のペンケースを置いたり目薬を染み込ませた紙を近づけたりして、どの色や液体に寄ってくるかを調べ黒っぽい色に寄ってくる傾向があることや、温度が高い場所に集まってくることを確認しました。
生徒の感想としては、「実際の蚊をここまで間近で見て、網から針を刺すのを見たのは初めてだ」「唐辛子のエキスに蚊が離れていったのが印象的だった」「手の汗の多さで汗が多い方によっていったので夏場に向けてしっかりと対策したい」「虫除けは日焼け止めのあとに塗る方がよいことがわかってよかった」
東日本放送の動画は下記をクリックしてください(東日本放送のサイトに掲載された動画です)。
東日本放送「蚊を観察して科学に興味を 宮城・古川黎明高校で特別授業」
2/3おおさきGIAHSアカデミー(第1回 蕪栗沼見学等)
大崎市にはラムサール条約(特に水鳥の生息地として国際的に重要な湿地に関する条約)の指定を受けている湿地が2か所あります。
そのうちの1つである、「蕪栗沼・周辺水田」は平成17年に登録され、今年で20年を迎えます。
このことを記念して、大崎市の主催で「おおさきGIAHSアカデミー」が開講され、その第1回として2月3日に現地見学会が行われ、生徒14名が参加しました。
当日は環境省の方の講話の後、バスに乗って蕪栗沼に向かいました。
途中、蕪栗沼付近におけるふゆみずたんぼの取組を伺い、鳥の様子を観察した後、蕪栗沼でマガンのねぐら入りの様子を観察しました。
実際に現地で観察する機会は貴重なものでした。おおさきGIAHSアカデミーは11月まで続きますので、各回の講座や見学を通して蕪栗沼・周辺水田や今後の地域のあり方について考える機会としてほしいと思います。
(生徒の感想)
・ふゆみずたんぼの重要性を初めて知りました!また、農業との共存が難しいということも改めて知ることができました。もっとマガンについての知識を深め、解決策やよりよくするにはどうしたらよいのか考えてみようと思います。
・久しぶりに自然とふれあい、壮大さを強く感じました。マガンが飛んでくる数が想像の数倍多く、とても驚きました。
・小学生の時以来の蕪栗沼でしたが、小さいころには理解できなかったことが、高校生になってもう一度説明を受け、改めて知ることができました。そして、蕪栗沼の魅力を見つけることができました。
・今回の活動で、知っているようで知らなかったラムサール条約の内容や、なぜ蕪栗沼がラムサール条約湿地として登録されているのか、マガンの鳴き声の秘密がわかり、とても充実した時間になりました。今後、マガンの飛来数の維持に必要な取り組みについて知りたいです。
・マガンについてのお話で、前は害鳥だと思われていたことに複雑な気持ちでした。しかし、だからこそ、人と生物がどうすればお互いが良い思いをして暮らせるのか、ということに興味が湧きました。