行事報告(進路関係・SSH関係はそちらをご覧ください)
いじめ防止講話(特別活動 6/25(金)LHR)をおこないました
いじめ防止対策推進法ならびに本校のいじめ防止基本方針(当ホームページ左下バナーに掲載)に則り、「いじめ防止講話」をおこないました。本来ならば専門家あるいは弁護士を招聘して対面での実施が適切なのかもしれませんが、昨年に引き続きコロナ禍における新しい「特別活動スタイル」を採用し、オンライン開催にしました。
朝読書週間(6/23~25)
前期中間考査後の3日間(6月23・24・25日)、朝読書を実施しました。初日は図書館も大盛況。もくもく、ひたすら、担任の先生も生徒も一緒に読書に親しみました。
総体報告会をおこないました
6月9日(水)地区総体・県総体報告会をおこないました。2・3年生はアリーナで、1年生は教室でリモート参加の形式での開催でした。なぎなた部がインターハイ出場、陸上競技部が東北大会出場(インターハイ予選を兼ねる)、剣道部男子がベスト8という結果をあげました。「勝って奢るな、負けて腐るな」「ここまでのプロセスが人生の宝物である」という校長先生からの労いの言葉のとおり、各部・各選手全員がコロナに負けず、制限のある部活動に取り組み、総体の舞台に立つことができたことが一番の喜びです。応援ありがとうございました。
前期生徒総会がおこなわれました
令和3年度前期生徒総会
令和3年5月21日(金)本校アリーナ および 各教室
コロナ禍2年目の生徒総会はハイブリッド形式を採用し、3年生はアリーナで参加、1・2年生は各教室にてリモートでの参加でした。
中高入学式を挙行致しました
令和3年4月9日、本校アリーナにおいて、中学校105名、高等学校240名の新入生を迎える入学式が挙行されました。
新型コロナウィルス感染拡大防止のため例年恒例の中高合同入学式ではなく、午前10時00分から高等学校、午後2時00分から中学校という形で分割開催となりました。
中高とも晴れやかな笑顔で式に臨む生徒達の姿が印象的でした。
式 辞
ゆっくりとした歩みもを進めてきた桜前線も,ここ大崎の地に到着し,さわやかな春の風がそよぐ今日の佳き日,本校PTA会長熊谷克美(くまがい かつみ)様のご臨席のもと,令和三年度宮城県古川黎明高等学校入学式を挙行できますことは,すべての教職員にとってこの上ない喜びであります。本来であれば,たくさんの来賓の方々をお呼びし,盛大に入学をお祝いするべきところですが,今般の状況を鑑み,このような入学式にせざるを得ませんこと,校長として残念であると同時に,大変申し訳なく思っております。
さて,ただいま高等学校240名の呼名を行いました。新入生の皆さん,入学おめでとうございます。皆さんの入学を心から歓迎します。今日の佳き日を迎えることができたのは,皆さんの努力はもちろんですが,皆さんを支え励ましてくださった方々がいたからです。自分自身の頑張りを褒めると共に,感謝の気持ちを忘れずにいてください。
本校は,大正9年に古川高等女学校として開校しました。昭和23年に宮城県古川女子高等学校となり,大崎地区の教育の拠点として各方面で活躍する優秀な人材を世に送ってきました。その後,平成17年4月より男女共学となり,県内初の併設型中高一貫教育校である「古川黎明中学校・高等学校」が誕生しました。昨年度,記念すべき100周年記念式典を行い,今年度からは,次の100年に向けて,新たなスタートを切っています。
それでは,高校生活の出発に当たり,新入生の皆さんに大切なことを大きく2つ話します。
まず,1つ目は,「志・目標を高く持ち,何に対しても誠実に,ひたむきに,努力を続けてほしい」ということです。このことを,黎明高等学校では,「尚志(しょうし)」「至誠(しせい)」「精励(せいれい)」という3つの校訓として大切にしています。夢や希望を実現するには,日々の努力の積み重ねが必要です。これからの高校生活の中で,幾多の困難にぶつかり,挫折を味わうこともあるでしょう。それでも,決して目標を諦めることなく,自分自身を信じ,力強く乗り越えていってほしいと思います。また,本校では,令和元年度より,「スーパーサイエンスハイスクール(2期目)」の指定を受け,「先進的な理数系教育による創造性豊かな人材形成」を目標に掲げ,さまざまな探究活動を行っています。是非,新機軸を作り上げる,地域及び国際的なリーダーとなるべく,新入生の皆さんには,「本当の学力」を身に付けて欲しいと願っています。そして,卒業の日には,ここにいる全員で,「黎明高校に入って良かった」と思えるような3年間にして下さい。
二つ目は,「自分の優しい思いを形にして表現してほしい」ということです。皆さんも知っているように,今から10年前に「東日本大震災」という大きな地震があり,たくさんの人が犠牲になりました。その際,ACジャパンのCMで宮澤章二さんの『行為の意味』という詩の一節が盛んに流れていました。一部分を紹介します。
「心は誰にも見えないけれど 心づかいは見えるのだ 思いは見えないけれど 思いやりは誰にでも見える」
今,ここには,様々な地域の様々な中学校から240名の仲間が集まっています。一人一人の顔が違うように,性格や考え方も違います。人は,ややもすると自分と違う者を排除し,自分の考えを強引に押しとおそうとしたくなります。場合によっては,それが大きなトラブルになることもあります。皆さんの中には,優しい心や思いがたくさん詰まっています。是非,その優しい心や思いを形にして表現して下さい。そして,自分と違う他の人の存在を認め,その人を黎明高等学校の仲間として尊重し,力を合わせて日々の生活を送ってください。
保護者の皆様に申し上げます。改めまして,お子様のご入学,誠におめでとうございます。元気に入学式を迎えた姿を見て,感無量のことと思います。大切なお子様を今日からお預かりすることになりますが,教育には,何と言ってもご家庭の協力が一番大切だと考えております。我が子はもちろんですが,新たなスターを切るすべての新入生を我が子と同じと思い,どうか御支援・御協力くださいますようお願い申し上げます。
以上,はなはだ簡単ではございますが式辞といたします。
令和3年4月8日
宮城県古川黎明中学校・高等学校 校長 佐藤浩之
《高校》
《中学》
中高合同対面式・新入生歓迎会を開催しました(2021.4.9)
中高対面式、高校新入生歓迎会、コロナ禍でのガイドライン(屋内イベント50%保持、ステージと客席間5m以上等)を遵守したなかで、マスク着用・手指消毒・換気を徹底し、2・3年生は教室でリモートによる参加という形で開催しました。対面式では中高生徒会長による歓迎の挨拶、コーラス部(令和2年度声楽アンサンブルコンテスト全国大会出場)による校歌披露がおこなわれました。新入生歓迎会では部活動紹介。実演あり、動画ありの工夫を凝らした紹介がおこなわれました。
令和2年度 離任式について
お知らせ(令和2年度離任式について)
令和2年度離任式は3月30日(火)に予定しておりましたが、新型コロナウイルス
の感染リスクを避けるため放送による離任式は行うことといたしました。
在校生以外の参加できませんのでご理解とご協力をお願いいたします。
国語科特別授業(講師 小森陽一先生)を実施しました
1月28日(木)、1学年の国語の授業において、東京大学名誉教授の小森陽一先生をお招きして特別授業を実施しました。題材は夏目漱石『夢十夜』の第六夜です。感染対策として一定の距離をとっての授業でしたが、小森先生の音読に一気に小説の世界に引き込まれました。作品の本質に迫る問答に皆集中して臨み、小説に読み浸り、その魅力を実感することができました。
放課後には希望する中学生・高校生を対象に特別講義「夏目漱石と手紙」を図書館で行いました。漱石が芥川龍之介にあてた大正5年の手紙を、時代背景から心の機微まで深く幅広く読み解いていただきました。感想には「漱石の気遣いや心配が伝わってきた。こんな上司や先輩がいたらいいのに。他の作品も読んでみたい。」「東北大学の漱石文庫の本をぜひ読んでみたい。」「手紙そのものがまるで小説のようだった。」等、漱石や手紙の魅力を再発見し、新たな読書への意欲を喚起されたようでした。
小森先生、お忙しい中ありがとうございました。
今回の授業は、宮城県の外部講師活用事業(特色ある学校づくり)によるものです。
スポーツフェスティバルを開催しました。
中学校は9/24(木)、高校は9/25(金)の日程で、校内でスポーツフェスティバルを行いました。例年は体育祭と球技大会を別々に開催していましたが、今年度はコロナの影響で、その二つの行事を合わせて規模を縮小させた形で行われました。
中学校は主にグラウンドでの開催となりました。コーポレースや借り人競争などの競技に加えて、校内を広く使った「逃走中」も行われました。生徒が元気に参加する様子が見られました。一方、翌日の高校の実施日はあいにくの雨天となり、室内のみでの実施となりました。第一体育館ではフットサル、第二体育館ではドッジビー、アリーナではバレーボールとバスケットボールが行われました。全ての競技で生徒が汗を流しながら全力で取り組む姿が見られました。
今回も黎明祭と同様、コロナ対策を行いながらの実施となりました。競技に参加していない生徒はマスクを着用し、手指の消毒を行いました。また、応援する際も声を出さずに、拍手のみでの応援となりましたが、良いプレーがあったときに会場で拍手が起こるなど、盛り上がっている様子が見られ、生徒は楽しんでいるようでした。
例年とはかなり異なった形での開催となりましたが、このような状況下で無事に行事を終えることができました。今年度の残りの行事も例年とは異なった形で実施する形になると思いますが、生徒の安全を第一に考えながら実施していきたいと考えています。
第16回黎明祭を開催しました
8月28日(金)、第16回黎明祭が行われました。今年度は感染症対策のため、一般公開なしの校内発表のみで、一日開催で行いました。 「個性が密です 黎明Distance」のスローガンのもと、例年とは違う形ではありながらも、生徒たちは自分たちができる精一杯のパフォーマンスをしていました。
午前の部では、各部活動が発表を行いました。吹奏楽部による迫力のある演奏や、ダンス部による一体感のあるパフォーマンスなど、様々なものがありました。また、校内では文化部による作品などの展示を行いました。美術陶芸部による個性豊かな作品の数々や、自然科学部による実験などがありました。参加している生徒の楽しそうな様子が見られました。さらにグラウンドでは、運動部が各部活動の特性を生かしたアトラクションを行いました。景品獲得を目指して多くの生徒が参加していました。
午後の部では、各クラスのクラスパフォーマンスの発表を行いました。例年のように全校生徒がアリーナに集まることはできないため、3年生のみがアリーナでクラスパフォーマンスを披露し、1、2年生はそれを録画したものを各教室で鑑賞しました。また、1、2年生は事前に録画したクラスパフォーマンスの動画を各教室で鑑賞する形となりました。動画ならではの良さを生かした、各クラスの個性溢れるものになっていました。
今年度は感染症対策を行いながらの開催となりました。体育館の入り口では実行委員の生徒が入場する生徒の手指の消毒を行ったり、会場の後ろ半分を空けることで、会場に人が入りすぎないように対策しました。また、当日は気温も高く、スプリンクラーでグラウンドに水をまくなどの対策を行いました。
このようなご時世の中、今年度の黎明祭の開催が危ぶまれることもありましたが、例年とは違う形ではありながらも、無事に終えることができて良かったと思います。ご協力していただいた方々に感謝致します。ありがとうございました。