SSHトピックス

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高校1年 SS探究Ⅰ

 1学年5月の探究は、3週連続でサイエンスコンテスト「ペーパードロップ」に取り組みます。

「1枚の紙を、できるだけゆっくりと、狙った場所に落ちるように加工する」が、各班に与えられたミッションです。

5月11日は教室でA4サイズで試行しました。5月18日はアリーナで、A3のケント紙を使って実際の高さから的をめがけて試行しました。「ゆっくり」と「狙った場所」の両立は容易ではなく、生徒達はあれやこれやと相談しながら試作を重ねていました。

さて、本番は来週です。コンテストの行方はいかに。

 

ロボカップジュニア日本大会2021

 ロボカップジュニア日本大会2021オンラインで開催され,自然科学部のロボ班が,サッカーライトウェイト,サッカービギナーズ,レスキューメイズに3チーム参加し,サッカービギナーズの部でチーム「NSCREIMEIβ」が「敢闘賞」を受賞しました。

https://www.robocupjunior.jp/2021-results.html

 仙台ノード,東北ブロック大会を通過し,初のオンラインでの全国大会となりましたが,貴重な経験となりました。

  

 

高校3年 SS探究Ⅲ

今年度から始まる「SS探究Ⅲ」の授業では、グループ毎に論文を作成しています。

昨年度のSS探究Ⅱではグループ毎に課題研究を行い、2月に開催された黎明サイエンスフェスティバルでポスターやスライド動画を用いて発表しました。その発表内容をGoogle classroomやGoogleドキュメントなどのアプリを活用して、論文形式にまとめています。

これまで本校ではロイロノートを活用して授業を行ったり、課題を出したりしてきました。Googleのアプリを使うことで一斉に共同作業することができ、使いこなすことができれば作業効率が上がると期待しています。現在は、新しいものを使うということで不慣れなところもありますが、頑張って使いこなそうと前向きな姿勢を見せる生徒も見受けられます。

SS探究Ⅲの授業では、ただ論文を作成して終わりということではなく、「探究」という言葉にふさわしい活動を今後も展開していきます。

高校1年 SS探究Ⅰガイダンス

 4月13日(火)高校1年生のSS探究Ⅰが始まりました。

 探究の時間を通して課題設定力、論理的・批判的思考力、コミュニケーション力、情報活用能力を育成していきます。ガイダンスの後は、自己分析をねらいとしたマインドマップの作成です。

 『学びの技』を参考に、各自集中しながら取り組んでいました。希望にあふれた1年生ならではの興味・関心をこれからの探究活動につなげていけるよう、生徒教員とも楽しみながら活動していきます。


 

高校2年 アドバンスコース開講式

 4月14日(水)に、高校2年理系アドバンスコースの開講式を実施しました。今年度の2年生はアドバンスコース2期生となります。39名の意欲に満ちた生徒が集まり、2期生がスタートします。

 開講式では、校長より、「本校のSSHの目標は、探究力を備えたイノベーションリーダーの育成であるが、”リーダー”とは何だろう?今一度、考えてみてほしい。また、アドバンス生は、より高度な課題研究に取り組んでいくことが期待されるが、ぜひ自分たちの研究が誰かの役に立つ、という方向性で探究してほしい。」と激励の言葉をいただきました。

 参加生徒1人1人の真剣なまなざしから、今後に向けての強い意志が伝わってきました。

 まもなくSS探究Ⅱで、課題研究が本格的にスタートします。各種発表会や黎明サイエンスフェスティバルを目標に研究テーマを設定し、深めていきたいと思います。

  

 

古川黎明・東北大学出前講座 ~大崎耕土で「再生可能エネルギー」という宝を探そう~

 11月28日(土)と1月23日(土)の2回,東北大学教授陣及び地域のNPO法人「スパっと鳴子温泉自然エネルギー」と連携を図り,地域の児童・生徒の科学的な資質や能力の育成をねらいとする目的で実施しました。当日は地域の小学生が20名近く集まり,本校の自然科学部生徒も実験の補助にあたりました。第1回は東北大学 教授 村松淳司先生の講義をいただき,第2回は鳴子の中山コミュニティーセンターに行き,地熱発電施設の見学やバイオガスを作る実験を行いました。参加した児童・生徒は再生可能エネルギーの学習を通じて,大崎の宝に気づき,科学への興味関心を高めることができました。本校のSSH事業を地域に還元する取組として多くの地域の児童・生徒を対象に,今後も出前講座を発展させていきたいと思います。

TJ-SSF(タイ・日本学生科学フェア)2020にオンラインで参加しました。

 2月24日(水)~25日(木)に実施されました。この行事は,2年に一度,タイ王国の交流提携校であるプリンセス・チュラポーン・サイエンス・ハイスクール(PCSHS)・サトゥン校を含むPCSHS 12校と,交流提携をしている日本のSSH校や国立高等専門学校の生徒・学生が集う非常に大きなイベントです。本来であれば,タイ王国に発表生徒を派遣して実施されますが,今年はオンラインでの実施です。日本の学校,タイの学校の参加者が全て英語で研究発表や科学研修を行います。本校からは,自然科学部の流星班とロボ班が参加しました。今年度は何回も英語の研究発表を経験し,発表も堂々としたものでしたが,質疑応答に関しては,対面でない分,伝えあうことの難しさをより強く感じました。しかしながら,英語で参加校の高度な研究発表を聴くことができ,今後の課題を感じながら充実した研修の機会を得ることができました。早く,直接往来して交流ができるようになってほしいものです。

第70回海洋教育フォーラムin仙台にオンラインで研究発表を行いました。

 1月30日(土)オンラインで中学生の探究Jr.Ⅲチームが「エビカニクスとはもう言わせない!~来たりしザリガニの時代in黎明」の研究発表を,高校生の自然科学部チームが「大崎市内におけるメダカの生息分布及び遺伝的差異の調査」の研究発表を行いました。海洋に関する各種発表の中で,淡水生物の研究発表は注目を集めました。高校生の地域に根差した研究発表だけでなく、ザリガニの食材としての可能性を探った中学生の研究にも、今後の研究の深まりへ期待が寄せられました。大崎耕土課題研究から発展した研究がこのような形で注目が集まり,次年度以降の課題研究の深化が楽しみです。

 

中学校1年探究Jr.Ⅰ大崎未来創造計画発表会 × 高校2年SS探究Ⅱ選抜研究発表会

 2月27日(木)の、古川黎明中学校1年探究Jr.Ⅰ発表会に、高校2年生の課題研究5チームが、参加しました。

 高校2年生からは、大崎を研究テーマとしたチームや、差別、ハニカム構造についてなど、中学生にも身近なものを研究テーマとしたチームが発表に参加しました。

 発表会では、高校生が、中学1年生の発表を聞いてアドバイスをしながら、自分たちの研究発表も行いました。中学校の生徒は、「自分たちが高校生になったら、先輩のような課題研究をするようになる」というイメージを持ち、刺激を受ける機会になりました。

 高校生は、中学生の研究発表にアドバイスをしながらも「自分たちが中学生の頃よりも、今の中学生の皆さんは非常に立派な発表をしている。高校生になっても素晴らしい研究ができるように頑張ってほしい」という激励の言葉を中学生に伝えていました。