SSH
2/1 黎明サイエンスフェスティバルを開催しました
2月1日に、本校を会場に黎明サイエンスフェスティバルを開催しました。
発表していただいたみなさん、発表を聴きにきていただいたみなさんに感謝いたします。ありがとうございました。
<当日のプログラム>
9時45分~ 開会行事(SSH委員長挨拶、校長挨拶、来賓挨拶) 会場:アリーナ
全体発表 「ユスリカ科二属の酸性泉への適応進化」(本校自然科学部)
「Multi-Label Classification Of 14 Common Thorax Disease Platform From chest x-ray
Images Using Transfer Learning Techniques」
(タイ王国PCSHS(プリンセスチュラポーンサイエンスハイスクール)サトゥン校代表)
10時45分~ 口頭発表(英語) PCSHSサトゥン校(3題)、本校高校2年(3題) 会場:視聴覚室
口頭発表(日本語) 仙台三高、仙台二華高、石巻好文館高、松島高校、加美農業高、本校 会場:大講義室
口頭発表(同) 松山高、クラーク記念国際高、加美農業高、南郷高、本校 会場:選択教室3・4
ポスター発表 本校(中・高) 会場:アリーナ
13時35分~ ポスター発表 会場:アリーナ カッコ内は発表題数です。
PCSHSサトゥン校(7)、仙台三(1)、仙台南(1)、気仙沼(2)、石巻好文館(5)、岩ケ崎(3)、
松島(1)、クラーク記念国際(2)、中新田(3)、加美農業(1)、南郷(1)、小中学生(6)、
本校(中学:8、高校51)
展示発表:古川工業(1)、鹿島台商業高校(4)、多賀城(2)、東桜学館(2)、一関第一(3)
15時10分~ 閉会行事(講評(SSH運営指導委員長)、SSH委員長御礼) 会場:アリーナ
盛りだくさんの一日でしたが、発表したみなさんのおかげで充実した内容となりました。PCSHSサトゥン校の7名のみなさんに加え、県内各高校から80名のみなさんにお越しいただきました。各校の発表を聴き、学びあう機会となったものと思います。ありがとうございました。
助言指導をいただきました先生方をはじめ、大崎市など関係機関、企業や団体、NPO法人のみなさま、保護者や地域住民のみなさまなど多くの方々にお越しいただきました。聴き手側のみなさまのおかげで発表者の知見が広がり、内容も深まったことと思います。ありがとうございました。
各会場の司会進行など運営にあたった本校SSH委員(高1・2年)のみなさん、会場設営・撤収を行ったみなさんと高3ボランティアスタッフとして活動した15名のみなさんをたたえたいと思います。
来年度は令和8年1月31日(土)を予定しています。来年度もどうぞよろしくお願いします。
12/25日本農業遺産東北地区高校生サミットを開催しました。
農林水産省では「日本農業遺産」を認定しており、東北地方では、岩手県束稲山麓(一関市ほか)、山形県最上川流域(米沢市、山形市ほか)と大崎耕土(宮城県大崎地区)が認定されています。それらの地域に立地する岩手県立一関第一高等学校と山県県立米沢興譲館高等学校、古川黎明高校の3校によるオンラインミーティングを開催し、日本農業遺産に関連して各校の研究内容の発表や意見交換を行いました。
助言者として国連大学の永田明様と盛岡大学の嶺岸玲子様、大崎市産業経済部農政企画課世界農業遺産未来戦略室小玉康裕様と三宅源行様をお迎えし、生徒の発表、意見交換の後にご指導いただきました。また、他校の生徒のみなさんとの意見交換、質疑応答もできました。初めての開催でしたが、研究内容の再検討のきっかけにすることができ、また、発表を通して自分の地域について振り返り、各地の認定地域のことを知る機会にもなりました。参加いただいたみなさん、各校の先生方、助言者の皆様に感謝申し上げます。
(本校生徒の感想)
・世界農業遺産に普段から触れながら学校生活を送っているからこその新しい考えや、他の地域での様々な取り組みを知ることができて、面白かった。
・これまで来たことの無いような質問、感想、指摘を頂けたので有意義な時間だった。
・他の学校やいろんな先生方に探究を聴いてもらい、アドバイスをもらえてさらに探究の質が上げられると思った。
・今まで発表ではいただけなかった指摘をしていただき、自分たちの問題点に気づくことができて有意義だった。他の学校の特色のある発表はとても面白かった。
12/10 SS探究Ⅰ「大崎学ミニ探究」発表会を行いました
高校1年のSS探究Ⅰでは第4期として「大崎学ミニ探究」を実施しており、統計資料などをもとに大崎地域の課題を探る学習を行っています。
12月10日にはその成果を発表し、質疑応答や意見交換をする発表会を行いました。
コメンテーターとして次の方々にご協力いただきました。
大崎市産業経済部農政企画課世界農業遺産未来戦略室
大崎市市民協働推進部デジタル戦略課
NPO法人古川学人、吉野作造記念館
NPO法人ハッピィート大崎
一般社団法人おおさき青年会議所
コメンテーターからの助言から学ぶことが多かったと思います。コメンテーターの皆さまにはご多用のところお越しいただきました。ありがとうございました。
(生徒の感想)
・コメンテーターや他の班の人からのアドバイスや質問を、今後の課題として頑張ろうと思います。他の班の他の視点からの意見も聴けて良かったです。
・コメンテーターの方からアドバイスをしてもらい大崎市の現状について色々考えることができる機会にすることができた。
・時間内にうまく調べたことをまとめることができ、ハキハキと話し落ち着いて発表することができた。iPadの画面で原稿を見ることに集中しすぎてあまり前を見て発表できたかったため、次回は人に対して発表するということを意識していきたいと思う。
・発表の時にジェスチャーをしたりスライドを指さしたりして発表出来たらもっと良かったと思いました。他の班でそのような工夫をしている人はほとんどの人が原稿をみないで聞いている人にアイコンタクトをして前を向いて発表していたので次の発表のときには私もそのようにしたいと思いました。
・他のメンバーとの協力や意見交換を通して、自分の考えを整理し伝える良い発表にできた。それぞれが持つ興味や知識を共有しより深く理解することができた。それを周りに分かりやすく伝えることは難しかったが、班のメンバーとコミュニケーションをとりながら発表のスライド作成や工夫についてもより良くしようと協力した。
・コメンテーターの方に資料に囚われず実体験とも絡めると良いと助言していただき、とても納得したため、今後の発表などの機会に取り入れていきたいと思います。
・大崎市の洪水の現状を知ることができて調べたからこそできることをやっていきたいです。
・ほかの班の発表を聞いて、スタート地点とゴール地点が噛み合っているか授業ごとに確認することが大事だと感じた。また、ただ説明するだけではなく、問いかけすることで聞き手に興味を引いて自分事だと考えられるようにもできるのだと思った。
12/20岩手県立一関第一高等学校「高志探究発表会」に参加しました
12月20日に岩手県立一関第一高等学校で開催された「高志探究発表会」に、昨年に引き続き参加しました。参加した班は次の3つです。
・マガンの個体数と環境要因
・小型地震再現装置の作成と波形の再現
・事実の取扱い方について新聞から考察する
一関第一高校の中3~高2の活気あふれる発表の中でポスター発表を行いました。
生徒同士の意見交換や助言者の先生方、一関第一高等学校の先生方にご指導いただくことができ、参加した生徒たちにとっての学びが大きかったようです。
他県の学校での発表は限られており、切磋琢磨の徳を積む貴重な機会をいただくことができました。一関第一高等学校の生徒のみなさん、先生方や助言者の先生方に感謝申し上げます。
(生徒の感想)
・一関第一高校の先生方などから今回の装置について色々指摘を頂いたり評価頂いたりした部分があったので、班の中で持ち帰って添削しながらサイエンスフェスティバルの時にもっといい状態で発表できるように今後取り組んでいきたい。
・黎明では出なかった意見も幅広く出て今後の研究の参考になりました
・探究テーマに対しての現在の結果と今後を伝えることができたと思いました。また、歯車やモーターに関して多くのアドバイスをいただいたので今後の装置の改良にいかしていきたいです。
・一関第一高校の先生方や生徒、専門家の方々から色々な指摘、褒め言葉、アドバイスなどをいただけて非常に充実した時間になった。
・中高一貫で探究に取り組んでいるということで、黎明では見られない中学生の新鮮な考えが見られて楽しかった。
・今回の発表会で、自分達にはなかった考えをたくさん頂くことができとても良かったです。また、対話を通して考えをより深めることができたので、今回の発表会で得たものをこれからの研究に活かしていきたいと強く思いました。
・今回は、校外の人や来賓の方々に向けた発表をしたため、校内の生徒に向けて発表するよりさらに引き締まりピリついた雰囲気と心持ちでの発表となった。それは、私たちにとってとても良い経験となり、終了後には大きな達成感を感じた。厳しい指摘も受けたが、より客観的な視点で助言をより多くの方からいただけたことは、今後の探究活動にとってとても良かった。また、来賓の方に「君達の探究すごくよかったから自信持ってね」、「とてもおもしろかった、すごいところに切り込んだね」とありがたい励ましのお言葉もいただき、探究への意欲もとても高まった。黎明高校の他の班の発表も聞けたことで、良い刺激を受けることもできた。班員との仲も深まり、非常に充実した一日となった。一関で学んだことは、今後の活動に生かしていけるよう班員で協力して取り組んでいきたい。
・大学の教授などの方々から良いアドバイスを貰った。改善点や新聞に関しての新たな知識など学ぶことも多かったので行って良かったと思った。一関第一高校の人たちの発表も面白かった。
・新しい発見がたくさんあった。いつも同じ環境でばかり活動していているより、外部に行く方がたくさんの刺激を受けることができることを再発見できた。
12/14みやぎ子ども未来博に参加しました。
12月14日に宮城県行政庁舎で開催された「みやぎ子ども未来博」に高校2年から3つの班が参加しました。
午前の口頭発表では「立幅跳のメカニズム」について研究している班が発表しました。質問もいただき、よい機会となりました。
午後は立幅跳の班のほかに、次の2班がポスター発表を行いました。
「C3植物とCAM植物の昼夜の二酸化炭素吸収量の違い」
「大崎市におけるパートナーシップ制度の導入について」
他校のみなさんにも聴いていただき、質疑応答や意見交換ができました。
また、他校の発表を聴く機会となり、大いに学びになりました。貴重な機会をいただき,ありがとうございました。