SSH
SS探究Ⅲ 課題研究論文作成、始動
高校3年生はこれまでの研究のまとめとして、論文作成が始まりました。昨年度のSS探究Ⅱでポスター発表した課題研究の内容を、今年は論文にまとめます。テーマの背景や目的、方法、結果と考察などを、読み手に伝わるように班員一同協力しながら取り組んでいます。
PTA総会で探究学習の発表会
4月22日(土)PTA総会開催前に、前年度の探究学習の成果を保護者の前で発表しました。
発表には高校1年生は古川黎明中学校で行った大崎耕土課題研究の成果を、高校3年生はアドバンスコースでの研究成果を、自然科学部はつくばサイエンスエッジで金賞を受賞した「炭酸カルシウムのリーゼガング現象」の研究成果などを発表しました。身近にいながら、実際の研究、発表内容を目にする機会が少ない保護者の方々にSSHの成果を見ていただける貴重で有意義な機会でした。
SSH県内4校合同海外研修
県内SSH校4校合同で参加者を募ったアメリカ・ボストンでの研修が3月14日出発で実施中です。
参加生徒4校で総勢40名,本校からは2年生3名,1年生6名が参加しています。
コロナ禍でこれまで渡航中止が続き,今回が事実上の第1回です。
現地からレポートが届いたので掲載します。
宮城県4校合同海外研修 報告書(現地1日目 0315).pdf
宮城県4校合同海外研修 報告書(現地2日目 0316).pdf
宮城県4校合同海外研修 報告書(現地3日目 0317).pdf
宮城県4校合同海外研修 報告書(現地4日目 0318).pdf
宮城県4校合同海外研修 報告書(現地6日目 0320).pdf
第2回科学講演会を行いました
令和5年2月27日(月)5・6校時に、令和2年度第2回SSH科学講演会を行いました。
「表現したい」から始まるイノベーション~電動義手HACKberryの開発ストーリー と題した講演会で、講師はNPO法人Mission ARM Japanの近藤玄大先生です。
講演は対面とオンライン中継で行われました。近藤先生の義手開発に至るまでのさまざまな経験と挑戦、行動力に裏打ちされた話に引き込まれ、講演後の義手デモンストレーションにも多くの生徒が駆けつけました。
この講演を通して今後の探究活動や進路選択に多くの示唆をいただきました。近藤先生、ありがとうございました。
【生徒の感想】
・思い切って行動することの大切さを学んだ。これから沢山のことに挑戦して自分の幅を広げていきたい。
・技術が1つ進歩すればそれに伴って様々な人が感化されて大きく輪が広がっていくのを具体的に説明されていて興味深いと思った。
・手がないだけで弱者となる障害者に希望を与えることができる人という点で感動しました。葛藤、妄想のままでは自分の殻を破れないことを痛感しました。また表現や自己実現の多様性がどんなものなのかを知りました。自分が知らない世界はまだまだ広いものだと感じます。私も世界進出を踏まえつつ、誰かに希望を与えるようなビジョンを描きたいです。
・何をするにしても複雑なことが多く、色々な人と協力することが大切だなと思った。
・これをする!と決めると楽しいと聞いて何か目標を立ててみようかなと思った。
・一人でやれることには限界がある、という言葉を繰り返し先生がおっしゃっているのを聞いて、改めて協力・協調性は大切だと思うと同時に、今後の探究の班活動もより一層そういったことを意識して活動していこうと思いました。
古川黎明サイエンスフェスティバル(黎明探究の日)
2月4日(土)にサイエンスフェスティバルを実施しました。
3年ぶりの対面開催となった今年のサイエンスフェスティバルは、交流提携校のプリンセスチュラポーンサイエンスハイスクールサトゥン校の皆さんをはじめ、県内SSH校や地域の小学生、大崎耕土関連の方々等、大勢の皆様の参加をいただきました。
午前中は本校自然科学部とタイの代表による発表、その後は本校アドバンスコースの生徒と他高校生徒による口頭発表、タイの生徒と本校生徒による英語での口頭発表が行われました。
午後はアリーナにおいて高校2年生全員によるポスター発表が行われました。同時に中学3年生の代表生徒による研究発表や、市内各学校の大崎耕土研究の発表、小中学生自由研究チャレンジ参加児童の発表もあり、限られた時間のなかで互いに積極的に聴講し合いました。
生徒達は対面発表ならではの質疑応答を通じて伝える難しさと喜びを実感し、更なる探究心をかき立てられていました。
運営指導委員の村松明委員長はじめお越しいただいた皆様、これまでの研究にご協力いただいた皆様に感謝申し上げます。