本校SSH関連行事・お知らせ

SSH

TJ-SSF(タイ・日本学生科学フェア)2020にオンラインで参加しました。

 2月24日(水)~25日(木)に実施されました。この行事は,2年に一度,タイ王国の交流提携校であるプリンセス・チュラポーン・サイエンス・ハイスクール(PCSHS)・サトゥン校を含むPCSHS 12校と,交流提携をしている日本のSSH校や国立高等専門学校の生徒・学生が集う非常に大きなイベントです。本来であれば,タイ王国に発表生徒を派遣して実施されますが,今年はオンラインでの実施です。日本の学校,タイの学校の参加者が全て英語で研究発表や科学研修を行います。本校からは,自然科学部の流星班とロボ班が参加しました。今年度は何回も英語の研究発表を経験し,発表も堂々としたものでしたが,質疑応答に関しては,対面でない分,伝えあうことの難しさをより強く感じました。しかしながら,英語で参加校の高度な研究発表を聴くことができ,今後の課題を感じながら充実した研修の機会を得ることができました。早く,直接往来して交流ができるようになってほしいものです。

第70回海洋教育フォーラムin仙台にオンラインで研究発表を行いました。

 1月30日(土)オンラインで中学生の探究Jr.Ⅲチームが「エビカニクスとはもう言わせない!~来たりしザリガニの時代in黎明」の研究発表を,高校生の自然科学部チームが「大崎市内におけるメダカの生息分布及び遺伝的差異の調査」の研究発表を行いました。海洋に関する各種発表の中で,淡水生物の研究発表は注目を集めました。高校生の地域に根差した研究発表だけでなく、ザリガニの食材としての可能性を探った中学生の研究にも、今後の研究の深まりへ期待が寄せられました。大崎耕土課題研究から発展した研究がこのような形で注目が集まり,次年度以降の課題研究の深化が楽しみです。

 

中学校1年探究Jr.Ⅰ大崎未来創造計画発表会 × 高校2年SS探究Ⅱ選抜研究発表会

 2月27日(木)の、古川黎明中学校1年探究Jr.Ⅰ発表会に、高校2年生の課題研究5チームが、参加しました。

 高校2年生からは、大崎を研究テーマとしたチームや、差別、ハニカム構造についてなど、中学生にも身近なものを研究テーマとしたチームが発表に参加しました。

 発表会では、高校生が、中学1年生の発表を聞いてアドバイスをしながら、自分たちの研究発表も行いました。中学校の生徒は、「自分たちが高校生になったら、先輩のような課題研究をするようになる」というイメージを持ち、刺激を受ける機会になりました。

 高校生は、中学生の研究発表にアドバイスをしながらも「自分たちが中学生の頃よりも、今の中学生の皆さんは非常に立派な発表をしている。高校生になっても素晴らしい研究ができるように頑張ってほしい」という激励の言葉を中学生に伝えていました。