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安土を整備しました

12月21日土曜日に、本校弓道場において「安土整備」を行いました。

安土(あづち)とは、的を立てる土手部分のこと。

この土を1年に1回崩して、腐葉土とおがくずを混ぜて固め直すのが「安土整備」です。

 

安土を崩して土を平らにならし、材料を混ぜます。

安土の基礎部分が露出した状態。

押し固めながら再び土を盛っていきます。

叩きつけるように土を被せていきます。

水をかけながら形を整えて・・・

 

午後3時過ぎに作業終了。安土が美しさを取り戻しました。

これで安心して新年を迎えることができます。

朝から頑張ってくれた部員諸君、お疲れ様でした。

 

余談ですが、使用するおがくずは毎年大崎市内のとある製材所から頂いています。

聞けばその製材所のお孫さんが、今年から他校の弓道部に入部されたとか。

奇妙な縁を感じます。

11月第2週 活動結果報告

11月9日から、国体一次候補者錬成会がスタートしました。

今年度、本校からは男子生徒1名が候補者として参加しています。

9日は終日、宮城県遠的場にて遠的の練習。

10日は同会場で行われた、宮城県遠的大会に参加しました。

結果は、少年男子第2位。堂々の受賞です。

 

一方、同10日に陸上自衛隊大和駐屯地で行われた大和町武道大会弓道競技。

高校生と一般の選手が集い、船形山からおろす寒風の中で競技を行いました。

本校からは男子3名、女子3名が参加。

結果は、男女ともに高校生の部で優勝。女子は準優勝も果たしました。

男子の部では10射9中と、優勝した選手の好成績が光りました。

 

古川黎明高校弓道部、引き続き応援宜しくお願いします。

令和元年度国体弓道競技少年の部 宮城県代表決定!

6月15日(土)に宮城県遠的場で行われた宮城県国体弓道競技少年少女の部代表最終選考会の結果を報告します。

昨年度に行われた一次選考を通過した本校選手は男子3名でしたが、6月8日の二次選考会で候補者が男女各8名に絞り込まれた際に2名が脱落。残ったのは橋元大輔(2年)のみとなっていました。
敗れた仲間の分まで想いを背負い、いざチャレンジ!

会場となった宮城県遠的場。当日はあいにくの雨模様となりました。
射場側から見た写真で、矢道60mの距離感がわかりますか?

実は的側から見るとこんなに遠いんです!

矢道は通常の近的競技(28m)の2倍以上あります。
近的の時と同じように引いていては当たらないので、事前の練習が不可欠です。

的の大きさも近的の直径36cmに対して、なんと直径1m!

的中数を競う近的と異なり、矢所(当たった場所)によって得点が変わるルールです(中心から10点、9点、7点、5点、3点)。

選考は8日の近的記録と今回の遠的記録(それぞれ20射)に加え、射形の美しさやその他の資質など、複数の選考委員による総合的な判断によって行われました。


選考結果発表では橋元を含む4名の名前が読み上げられ、令和元年度国体弓道少年の部宮城県代表チームがここに結成されました。少女の部代表チーム4名を含めた選手の皆さん、本当におめでとうございます。

今後は県内外で計10回の強化練習を行い、4名の中から正選手3名を決定していきます。
当面の目標は、8月23〜25日に福島県郡山市で行われる東北総体(ミニ国体)。
ここで東北6県の代表がお互いに競い合い、勝ち上がった上位2チームだけが、10月4日から茨城県水戸市で行われる国民体育大会に出場できます。

全国の檜舞台を踏むまで、まだまだチャレンジは続きます。
今後ともご声援をよろしくお願いいたします。