2025年8月の記事一覧

8月15日から17日まで、盛岡市で行われた短歌甲子園に参加してきました。

対戦は、３人１組のチームでステージ上で題詠にもとづく短歌を交互に披露し合い、5人の審査員が投票して勝敗が決まるものです。飛騨神岡高校と福岡城南高校との１次リーグを勝ち抜き、決勝トーナメントに進出。茨城県結城第二高校を2対1で制し、準決勝で盛岡第三高校に1対2で破れ３位となりました。

これまで歌会を一緒にしていただいた各校文芸部の皆さん、ご指導いただいた先生方、そして保護者の方をはじめ応援していただいた皆様、ありがとうございました。

 今回の対戦で披露した歌を紹介します。

踏み出した一歩にかかる圧と熱　ラインの向こうは　敵か味方か

手に残る　消化できない思い出と　賞味期限の切れたあめ玉

（２年　髙橋）

切符買い　一人でくぐる改札に　小さな背中少し伸ばして

名簿見て　ふと目が止まるあの名前　タイムマシンさ　再開の春

（２年　三浦）

千切れてもパレイドリアの雲たちは　東へ　僕らに見向きもせずに

感動の再会　なんてあるものか　テレビを消して食うさくらんぼ

（ ３年　村山）