本校SSH関連行事・お知らせ

SSH

アドバンスコース 「三高探究の日」へ参加

10月20日(水)

 仙台第三高等学校でグローカルサイエンスフェスタが開催され、本校の自然科学部がWeb研究発表を行い、高校2年生のアドバンスコースの生徒が聴講しました。Web発表では。「流星の分光観測による発光のメカニズムの研究」を研究班の代表者がZoomによる発表を行い、参加者より「専門外の人が聞いても詳しいデータが示されおり、興味深い内容だった」「専門的な用語をもう少し初心者でもわかりやすいように解説も欲しい」など様々な意見をもらい、今後の研究への貴重な体験の場となりました。また、本校からはWeb動画発表として2題参加しており、「ブランコの振り子運動」「腕を使って高く跳ぼう!」がエントリーしました。

 本校以外の発表も3題聴講し、アドバンスコースの生徒も2月の黎明サイエンスフェステイバルに向けての研究発表までの研究への刺激となったようです。この機会を糧に今後、ますます課題研究へ取り組んでいきたいと思います。

 

1学年SS探究Ⅰ 大崎耕土フィールドワーク実施

 10月5日、爽やかな秋空のもと1学年SS探究Ⅰの学習の一環で「蕪栗沼干拓」「品井沼干拓」「鳴子ダム・内川」の3つのコースに分かれてフィールドワークを行いました。

 治水や利水といった水管理をテーマに、世界農業遺産大崎耕土に関する興味関心を高めるとともに、自然科学・農学・工学的な視点で課題を設定し、資料を活用しながら探究する態度を育成することをねらいとして実施したものです。

 現場に行かないと得られない情報を持ち帰ろうと、どの生徒も意欲的に参加していました。

 

高1SS探究Ⅰ SSH特別講義をしていただきました

 9月28日に、高校1年生を対象に東北大学大学院の渡辺正夫教授の特別講義がありました。

「将来に向けたキャリア形成と『考える基礎』となる課題研究のあり方」~近年の新型コロナウイルス禍を踏まえ、課題研究としてできることと将来のキャリア形成を考える~と題して講義をしていただきました。オンラインでしたが、画面越しに伝わる渡辺先生の熱量に、生徒達は大いに刺激を受けていました。渡辺先生、ありがとうございました。

~生徒の感想(一部抜粋)~

「私が一番大切だと思っていた『経験』がやはり大切であることを知れて嬉しかった。できる限り経験して,そのことを伝えられるようにしたい。」「自分がやりたいと思ったことは根気さえあればできるのではないかと思った。やりたいという気持ちを無駄にせず、大切にしていくことで自分の思考力を育てることができるのではないだろうか。課題研究も無駄なことではなく、これから生きていく上で必要だと感じられた。」

【おおさき小中学生自由研究チャレンジ】テーマ相談会を実施しました。

 今年度、古川黎明SSH事業の一環として立ち上げた「第1回おおさき小中学生自由研究チャレンジ(9月1日~14日・作品受付)」に向けて、小中学生に対するテーマ相談会を実施しました。

 この事業は古川黎明SSH事業のめざす「大崎サイエンスコンソーシアム」構築を推進することをねらいとしています。地域の小中学生の理数学習や探究学習の促進を図ることで、SSH事業で得られる成果を地域へ還元する試みです。

 相談会は、事前申込により、来校またはメールをつうじて、7月22日~26日の間に実施しました。来校による相談は小学生7名、メールによる相談は小学生4名でした。

 相談会には本校の生徒と担当教員が対応しました。担当教員からは、自由研究テーマの選び方、調査・研究の方法、資料・データの集め方・扱い方、まとめ方について、質問を受けてアドバイスしました。また、関連する情報や、大学や研究機関との連携の可能性などについても触れました。

 相談会で対応した本校の高校生は、自分自身の課題研究や学習の経験を踏まえて、小学生の考えている研究テーマに対して感想やアドバイスを伝えました。研究内容に関することで中学校や高校の理科で学ぶことについては、どの段階で学習することなのかを小学生に説明する場面もありました。小学生の探究心の広さ、深さに高校生が驚かされる場面も多く、相談会に対応した高校生の学びにもつながる良い機会だったようです。

 参加エントリーも受付中です(QRコードを再掲します)。現在エントリーをいただいている研究も、理科分野のものだけではなく、社会問題に関する内容も見られ、9月の応募が楽しみです。

 

参加エントリーフォーム(再掲)

 

 

 

 

おおさき小中学生自由研究チャレンジWebリンク(再掲)

1学年SS探究Ⅰ「プロローグ講演会」を実施しました

SS探究Ⅰ「プロローグ講演会」

社会で求められる探究する力~ビジネスの視点から考える~

 

7月6日(火)に、日本政策金融公庫 国民生活事業本部 東北創業支援センター所長の今井祐之氏をお招きし、ビジネスの視点から「社会で求められる探究する力」について講演いていただきました。

人が求めるものは時代、環境、年齢、ニーズによって変化するということ、世の中の課題を解決するのがビジネスであるということをワークショップなどを通して学びました。この講演で、それぞれが今後の探究学習のヒントを得られた様子でした。今井さん、ありがとうございました。

生徒感想:「ビジネスのタネは身近なところにあることが印象的だった。振り返ってみると、身の回りには、不便に感じること、向上させるべき点が多いように思われた。これからの生活では身の回りにあるタネを発見していきたい。」「このビジネスアイデアの発想は、今後の探究活動で、他の人から出た意見をもとに掛け合わせるところに活かされると思いました。そのようにすると、どんどんこれまで思いつかなかったことが出てきて、探究活動がより良い方向にいくと思います。」